ヘルシンキ

今回はトライアウトについて書いてみたいと思います。
僕は、オランダを含めると、三回トライアウトを経験しました。フィンランド、アメリカそしてオランダです。
そんな僕だからこそ分かるトライアウトの現状や経験談などを伝えたいと思います。

まずは、最初のトライアウト。当時2年前、23才です。

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HJKヘルシンキです。
このチームはフィンランドトップリーグに所属し、毎年優勝争いをしているような名門です。


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空港から出た瞬間、とてつもない寒さが待ち構えてました。笑

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こんな風なダウンは必須でした。寒すぎて、しかめっ面ですね。笑


空港を出ると、チームのマネージャーが迎えにきてくれました。マネージャーは物珍しい日本人の僕に対して色んな質問をしてきます。もちろん英語で。(日本は寒いの?日本ってどんな国?どうゆうプレーが好きなの?フィンランドの選手は知ってるの?などなど)ある程度の質問は返せるものの、少し深い話になるとだめでした。

これから海外でトライアウトを受けようと考えてる人には実力を磨くことの次に英語を勉強することをお勧めします。当たり前かもしれませんが最初のアドバンテージとしては、多少できるのと、全くできないのとでは雲泥の差です。それはピッチ上でも同じことが言えます。監督の発言、チームメイトとのコミュニケーションなど、、経験してるからこそ、やっぱり大事だなと思います。


そして、車で走ること30分、滞在場所のホテルに着きました。


めちゃくちゃ良いホテル。。
チームが手配してくれました。同じ時期にロシアから来たトライアウト生も一緒のホテルに滞在していました。

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部屋はこんな感じです。言うことなしですね。

トライアウト初日は、時差ボケや環境の変化に対応するために練習は休みでした。
なので、ホテルについているジムで調整します。

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軽いジョギングで明日に備えます。フィンランド人は男女隔てなく、ジムでトレーニングをしていて設備も充実していました。日本では見かけない機具もあり面白かったです。

夜になり、夕食について考えなければいけません。ホテルは朝食のみです。トライアウト中は食事も戦い抜く上で重要な鍵となります。
いかにストレスなく、日本でとっているものに近い食事が取れるかが大事です。見知らぬ地でどこに店があるかも分からない、そしてメニューを見ても現地の言葉(フィンランド語もしくは英語)初めて、海外のトライアウトに来た僕には最初の難関です。
ホテルの周りにはポツポツ店はあるものの、どこに入っていいのかわからない。そして寒い。

 

歩くこと15分、奇跡的に日本料理屋を発見!助かった。
確か、丼ぶりを頼み、味も美味しく満足したのを覚えています。

 


明日からはいよいよ練習です!緊張と不安、楽しみと色んな感情が混ざっていたなと思います。


つづく